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胡蝶蘭の成長過程

胡蝶蘭は華麗で豪華なイメージを持つお花です。贈答用に、家庭観賞用に愛される胡蝶蘭の成長過程はあまり知られていません。

生花店や、会社のエントランスや応接室、お祝い事のあったお店などで一年中見られる胡蝶蘭ですが、蘭植物は年に1回決まった季節に開花する性質を持っています。

ですが、花の時期を調節する技術が開発されたため、胡蝶蘭を一年中咲かせることができるようになりました。(70年代にメリクロン苗が日本に紹介されました。蘭は同じ親から生まれても同じ花は咲かないのです。)

そのため、大量生産が可能になり季節を問わず私たちの目を楽しませてくれるのです。また、長年交配を繰り返してできた、丸くて大きな花が大変美しく、高級花として贈答用によく使われるお花になったのです。

胡蝶蘭の栽培には2年から2年半かかるといわれています。
胡蝶蘭は、まず種を蒔くことから始ります。一さやに種が数十万個以上入っています。それらを、無菌状態で1年ほど培養し移植を繰り返します。最終的に苗の数は30~40本になるといいます。

その後は素焼きの鉢に数本をまとめ水ゴケの中で寄せ上をしていきます。葉の長さが10センチ以上になると、1株づづ植え替え葉幅が大きくなるのを待ちます。ここまでくるのに約1年かかります。

そして、温度25度~温度30度以上の温室の中で、花芽の発生を抑えながら栽培されます。1月後花芽が現れ、花茎が伸び始め開花します。

胡蝶蘭は蘭栽培農家が丹精こめて育て上げる、最高の芸術だといえるでしょう。

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